手がかからない、でも個性が違う。ロボロックの最新ロボット掃除機2台、自分に合うのはどっち?
ロボット掃除機がまだ出始めの頃、「勝手に掃除してくれる、す、すごい…」って感動したことと思います。もうこれで、床の掃き掃除とはおさらばだ、この世の春だ! そんな雰囲気がありました。でも、しばらく使っていると「こいつロボット掃除機というより、…
Jun 8,2026 11:00
三浦一紀 ( GIZMODOライター )

Photo: Daisuke Ishizaka
ロボット掃除機がまだ出始めの頃、「勝手に掃除してくれる、す、すごい…」って感動したことと思います。もうこれで、床の掃き掃除とはおさらばだ、この世の春だ! そんな雰囲気がありました。
でも、しばらく使っていると「こいつロボット掃除機というより、ペットみたいだな…」と思いませんでした?
床のコードに引っかかって動けなくなったり、ちょっとした段差が登れずに助けを求めてきたり、同じ場所をグルグル回っていたり。ちょっと手がかかるけど、かわいいヤツ。そんな風にロボット掃除機を見ている時代もありました。
でも、テクノロジーは日進月歩。今のロボット掃除機はかなり進化しています。ロボロックの新製品「Saros 20(サロス 20)」と「Saros 20 Sonic(サロス 20 ソニック)」を触ってみて、もうあの頃の感覚とは違っていると感じました。
なんせ、もう僕ら人間の手をわずらわせることがほとんどないんですもん。段差に引っかかって動けなくなっているところを持ち上げて助けたり、からまったコードを外したり。あの頃が懐かしいよ…。
そんな感情を抱かせてくれる「Saros 20」と「Saros 20 Sonic」ですが、この2台は明確な個性の違いがあります。どちらが合っているかは、ライフスタイルによって変わります。この2台の個性について、お話しします。
この2台、世界最高水準スペック
「Saras 20」と「Saras 20 Sonic」は、兄弟のようなロボット掃除機。まずは、両モデルに共通する進化ポイントをご紹介。

Image: ギズモード・ジャパン
まずは、段差乗り換え機能が進化。なんと最大4.5cm(1段目)と最大4.3cm(2段目)の、合計最大8.8cmの二段階の段差を乗り越えることができます。人間ならつまづいてしまいそうな段差も、自分で認識して乗り越えてくれるなんて、ほんと賢くなったねー。

Photo: Daisuke Ishizaka
また、AIを活用した障害物回避システム「StarSight自律システム」が搭載されています。認識できる障害物は、両モデルともに300種類。スリッパやゴミ箱、充電コードなど、引っかかりがちな障害物をしっかりと判別できます。正直、家庭にありそうな障害物はほとんど認識できるのではないでしょうか。行く手を阻むものを自分で判断し、最後まで掃除を完遂する強靱な精神力、見習いたい。

マッピング機能に活きるSaros 20 Sonic搭載のLDSセンサー
Photo: Daisuke Ishizaka
障害物の認識機能もさることながら、本当に驚かされたのはマッピング機能の正確さ。掃除を始めてから、ものの5〜10分ほどで超精密なマップが生成されていました。しかも机やソファといった障害物も、ギリギリのところでちゃんと避けてくれるし、「隅々まで掃除できる」のを実感できました。

Saros 20 Sonicでマッピングした様子。マップの保存許可を設定すれば、掃除するたびにマッピングできるので、より高度なマップ生成も可能に
Screen Shot: ギズモード・ジャパン

Photo: Daisuke Ishizaka
そのほかにも、毛の絡まり率0%(!)のデュアルブラシや、36,000Paの強力な吸引力に加え、両モデル共通の最新多機能ドック「New RockDock®」は100度のモップ洗浄・55度温風乾燥、最大65日分のゴミ自動収集といった機能も搭載。これらを実現するために欠かせないのが、せっせと働いてくれるドック。この機能豊富なドックがあるから、Sarosなんです。
Saros 20 / 20 Sonicは安全第一がモットーです
掃除に関しては、非常に高機能な「Saros 20」と「Saros 20 Sonic」。ただし、それだけじゃないんです。実は、安全性能がたいへん優れています。
それぞれ形状は異なりますが、両機種ともにカメラを搭載。このカメラ、障害物を認識するだけではなく、なんと「見守りカメラ」にもなるんです。

Photo: Daisuke Ishizaka
どういうことかというと、外出先からSarosをアプリ経由で遠隔操作し、カメラの映像をチェックすることができます。そう、ペットの様子を確認したり、お家でお留守番しているお子さんの様子を見たりといったように、見守りカメラとして使えるんです。ロボット掃除機だけど、留守中の安全を守ってくれます。

Photo: Daisuke Ishizaka
また、マーキング機能も搭載。見守り中にペットがいた位置に、アプリ上に肉球マークを残せるので、ペットが留守番中にどの辺りにいるのかなーということを視覚的に確認できます。
カメラ画像の解析については、第三者安全科学機関である「UL Solutions」の認証を取得しているので、こちらも安心安全。映像が外部に流出するといったことはありません。
便利な機能を安全に使えるのも、Sarosの特長です。
どっちにしようか迷っちゃう。個性の違いで決めましょう

Photo: Daisuke Ishizaka
基本的な性能はほぼ一緒の「Saros 20」と「Saros 20 Sonic」。どちらを選ぼうか迷ったときは、両者の個性で選びましょう。
両者の大きな違いは、水拭き方式。「Saros 20」は、毎分200回転のデュアル回転モップを採用。また片側のモップがFlexiArm®構造になっていることにより、グイーンと腕を伸ばして水拭きしてくれるので、カーペットの上もお掃除可能です。

Saros 20
Photo: Daisuke Ishizaka
また、弧状の非対称なデザインを採用した「デュアル毛がらみ防止ブラシ」もFlexiArm®構造を採用。なのでフローリングのリビングにカーペットやラグを敷いている場合でも、「Saros 20」ならスイスイお掃除してくれます。フローリング+カーペットorラグというインテリアが多いご家庭では、威力を発揮することでしょう。

Saros 20 Sonic
Photo: Daisuke Ishizaka
一方「Saros 20 Sonic」は、毎分4,000回の音波振動と最大14N(約1.4kg分)の圧力で床を磨く、パワフルさがウリ。しつこい汚れもきれいに拭き上げます。
また、モップ自体が横にスライドすることで、壁際ピッタリまで拭き上げ可能。部屋の隅々までピッカピカにしたいという欲求を叶えてくれる機種となっています。
簡単に言えば、
という感じ。
また、「Saros 20」は厚さ3cmまでのカーペットに対応するダイナミッククリーニングを採用。ゴミの吸引だけのときや、カーペット優先モードでは、毛足最大3cmまでのラグやカーペットに対し、本体の高さを自動調整してくれるので、カーペットが濡れてしまうのを防いでくれるわけです。賢い。

Saros 20 Sonicの「New RockDock®」はモップ単体での洗浄が可能。写真はドックのモップ洗浄エリア
Photo: Daisuke Ishizaka

吸引掃除のみのときにモップ部分だけを取り外して洗浄・乾燥を行なう
Photo: Daisuke Ishizaka
一方「Saros 20 Sonic」のドックは、モード設定次第で運転中にモップパッドを取り外し、自動で洗浄する機能を搭載。本体が掃除をしている間に、モップを清潔にしてくれます。
掃除を効率よく、短時間で終わらせたいという場合は、掃除中にモップの洗浄・乾燥を行なってくれる「Saros 20 Sonic」のほうが向いてますし、必要なときだけモップで拭き上げしてくれたらいいという感じならば「Saros 20」で十分。自分のフィーリングに合ったほうを選ぶのがいいでしょう。
自分の使い方に合わせて選べるSarosシリーズ
優れたお掃除能力と、強力なドック、そして見守り機能まで付いているロボット掃除機「Saros 20」と「Saros 20 Sonic」。正直、どちらを選んでいいのか悩むところ。性能差はほとんどなく、性格が違う2人、という感じです。
最終的にどちらを選んでも幸せにはなれると思うのですが、あえて選ぶとしたら、次のような基準で考えてみてはいかがでしょう。
カーペットも段差も、家中のあらゆるところを柔軟に掃除してほしいなら「Saros 20」

Photo: Daisuke Ishizaka
フローリングを常にピカピカにキープ。しかも全自動でやってほしいなら「Saros 20 Sonic」

Photo: Daisuke Ishizaka
気になるお値段は、「Saros 20」が24万9800円(税込)、「Saros 20 Sonic」が28万5780円(税込)となっています。
どちらも魅力的なロボット掃除機。ご自分の住環境やライフスタイル、そしてお財布の中身と照らし合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
Source: Roborock
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