限定50台で640万円のEVバイク。独自技術満載で購入者と一緒にデザインするとか
お値段が高いのは、相応の理由と反骨精神があるから、だとか。世の中で買える既製品には、色やタイプが選べるものが多々あります。追加料金でオプションカラーを提供する製品もありますが、そういった場合でも結局はメーカーが用意したものを選ぶだけ。腕に自…
お値段が高いのは、相応の理由と反骨精神があるから、だとか。
世の中で買える既製品には、色やタイプが選べるものが多々あります。追加料金でオプションカラーを提供する製品もありますが、そういった場合でも結局はメーカーが用意したものを選ぶだけ。腕に自信がある人は、買った後で塗装や魔改造を行うことも可能でしょうけどね。
買った人が個性を出せる
ロンドン発のEVバイク「THE BLACKSHEEP ONE」は、顧客の好みに応じてメーカーがフレームの色、充電池カバー、革シートを共同デザインして個性を出すというコンセプトの製品。だからこそ50台限定なのです。
そのお値段は、なんと2万9900英ポンド(約640万円)。EVバイクにしてはゼロがひとつ多いと感じるでしょう。だけどその価値は、ユーザーに寄り添ったデザインではなく新開発の電源ユニット「BilletFlux」をはじめとした技術にもあります。

Image: BLACKSHEEP POWER LTD.
独自技術がテンコ盛り
通常の電源ユニットなら、銅線をコイル状に巻いた電磁石を使います。しかし「BilletFlux」は厚さ1cmの純銅を削り出したパーツを使い、電流や熱伝導などを銅線より高いレベルで制御できるのだそうな。
ユニット内部はプリント基板のようになっており、スパゲッティみたいな配線地獄にならないスッキリさが実現しています。
そして独自の冷却システム「BilletFlow」と、システム全体に電力を供給する「BilletPower」といった独自技術が組み合わされた心臓部や、モーター、フレーム、バッテリーを冷却液が通り抜ける構造も独特。バイクの右側面からは、透明ケースに入ったシステムの中身がまるっと見える。中身が見えるスケルトンデザインもアツいですよね。
あえて高価な価格は市場への抵抗から
限定50台で約640万円というのは、大量生産への意図的な抵抗なのだそうな。だからといってこのお値段は強気ですねぇ。
Source: YouTube, Instagram, BLACKSHEEP POWER LTD. via NEW ATLAS